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第38回 『昭和に輝き平成を歩む 花巻のおんな達』
 

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HANAMAKI SIMIN GEKIJYO
第38回花巻市民劇場ポスター 第38回花巻市民劇場集合写真

公演タイトル 第38回「昭和に輝き平成を歩む 花巻のおんな達」
公演日 平成26年2月22日(土)18:30、23日(日)14:00
作者・演出 原作:
脚本:平賀 久美子
演出:平賀 久美子
入場者数 22日:313人、24日:381人、合計:694人
参加者数 110人


あらすじ

  大正15年、大正天皇が崩御され昭和と改元されました。昭和は、戦前、戦中、戦後とめまぐるしく変動した長い時代でした。花巻で生まれ、育ち、女学校時代をいっしょに過ごした あや子、ふき子、とよ子の三人の乙女たちは、戦時中は机に向かって勉強することはほとんどなく、農地開墾など勤労奉仕に明け暮れ、ひもじい思いをしながらも、お国のため、戦地に行った兵隊さんのために「欲しがりません 勝つまでは」と頑張ってきたのでした。そんな中、女学校を半ばにして満州にお嫁に行った友人もいました。
 そして戦争が終わり…
 結婚し、子供が生まれ、子育てをしながら働いて…忙しい中にも日々のささやかな幸せに三人は輝いていました。
 世の中は少しづつ落ち着きを取り戻し…ふき子の夫、鉄夫と同級生の松治は青年会の活動に励み、スポーツや文化、郷土芸能などの伝承に力を注ぎました。
 時代は流れ…
 昭和64年、昭和天皇が崩御され長い昭和の時代は終わり「平成」と改元されました。三人の若かった乙女たちも年を重ね…息子が嫁を貰い、娘は嫁に行き、孫の子守をしながら、舅、姑の世話に追われる毎日です。
 介護の苦労は三人それぞれめぐってきましたが、時には泣きたくなるような事があっても、元気に、前向きにお互い助け合いながら歩んでいくのでした。
 秋も深まり…今日は花巻まつりです。それぞれに忙しい三人。あや子はまかない、とよ子は着付、ふき子はまつりの鹿踊りが大好きです…。

 


 
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