自分の居場所を見つけられず、暗い毎日を送っている少年(舜)。ある日、舜は一人の少女と出会い、1枚の切符を渡される。そこには「明るい未来(片道)」と書かれていた。
一度はその切符を捨ててしまった舜だったが、深い絶望の中で再び少女に出会い、もう一度少女からもらった切符を手に、駅へと向かう。
駅で舜を待っていた少女が「星の雫は、涙の雫」と言うと、目の前が急に明るくなり、そこに一台の汽車が現れた。二人はその汽車に乗って旅にでる。
その旅は、舜にとって忘れられない大切なものとなった。
少年が明日への希望を取り戻し、再生していく物語。
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